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保険のコンサルティングでは、多くの場合メインはご主人の保障のプランニングになります。家計の担い手は基本的には男性だと思うので優先順位からすると妥当かと思います。
なので、今回はあえてそのご主人を日々支えていらっしゃる奥様の保障について書いてみようと思います。
奥様から保険を相談されるときに多い内容は、医療保険(特に女性疾病など)や、がん保険です。
これらに関しましては、こちらからあえてご提案しなくても、ご自身でしっかり検討されていたりします。
この二つの保険に共通するのは、どちらもご自身のために加入する保険で、生きている時に必要となるという点です。
必要性・目的が明確なので割とスムーズにコンサルティングが進みます。
ところが、奥様の死亡保障となると話が急にトーンダウンします。
例えば死後の整理資金としての葬儀費用の準備のお話をさせていただくと、
ご主人の保障のケースでは
「今までぼんやり考えていたけど確かに必要だ、準備できていないと困るのは亡くなったご主人ではなく自分自身になる、きっちり準備しとかないと!」
という結論に至るケースが多いのですが
これが
「では、奥様の葬儀費用の準備はどうされます?」
となると
「私の保障は必要ない、主人がなんとかしてくれるから!」
となるケースがあります。
それはそれでかまいません、それぞれの考え方ですから。
ただ、保険の場合話がややこしくなるのは、男であろうが女であろうが、いつ死ぬかを自分自身でコントロールできないってところです。

例えば、先ほどのお話で、ご主人の葬儀費用のお話をしていたときは、ご主人は自分より先に亡くなるという設定でした。だからお葬式を出すのは自分だ、費用を準備していないと困るのも自分だ、ということになるのです。
ところが、ご自身の話になった途端、「私の葬儀費用は主人がなんとかしてくれるから」となり、今度はご自身が先に亡くなる設定をイメージされています。
すでに、奥様の葬儀費用をご主人が準備してくれているなら話は別ですが、そうではないケースがほとんどです。
確かに、自分が先に亡くなった場合は、働いて所得のあるご主人がなんとかしてくれるかもしれません。
もしそうであったとしても、それは確実にご主人より先に亡くなった場合です。
どちらが先に亡くなるかはわかりませんが、平均寿命で考えると男性より女性のほうが長生きします。
そして、奥様がご主人より後に亡くなったからといって、葬儀費用がかからないなんてことはありません。
女性だからという理由でお葬式を出さないなんてことはありませんよね。
一般的には男性だろうが女性だろうが特殊な事情がなければ葬儀費用はかかるのです。
奥様の葬儀費用をご主人がまったく準備しておらずに先にお亡くなりになって、
「私の分は主人がなんとかしてくれる」という理由で奥様もまったく準備をしていなかったとしたら・・・。
結局のところ誰が奥様の葬儀費用を負担するのか?
一般的には残されたご家族の方、身内の方ってことになりますね。
お子様がいらっしゃればお子様に、いなければ身内のどなたかが負担することになるはずです。
保険で準備するか貯金で準備するかはまた別の機会にお話しするとして、残されたご家族に経済的な負担を与えない、という意味で保険を検討されるのであれば、このような理由から、ご主人であれ奥様であれ、死後の整理資金はどちらにも必要ではないかと思います。
昔と比べると、女性の社会進出が進み、それに伴い生活スタイルや価値観が大きく変化しています。
そうなると、当然女性に対する保障の必要性も変化します。
“主婦だから主人と比べて保障は小さくてよい”
という理屈は、もしかしたら根拠がなくなってきているかもしれません。
次回はもう少し具体的に女性に必要な保障の考え方を説明します。
- 保険ってどんなもの?
- 保険って何のためにあるのだろう?
- 保険にはどんな役割があるの?
- 生命保険のしくみを知ろう!
- 生命保険は組み合わせなんです
- 生命保険の払込の種類
- 生命保険の更新はどんなもの?
- 生命保険は見直しが必要?
- いざというとき保険が役立つように














